高橋和徳税理士事務所が毎月お送りするレポートです。
事務所通信
平成30年10月 Vol.76
■経理ドリブン
久しぶりに面白い経理のサイトを知りました。会計ソフトの会社でミロク情報サービスという会社があります。そこのサイトで経理の力で会社を動かす "できる経理"を目指す人のための経理ドリブンというブログです。
経理ドリブン : 経理の力で会社を動かす"できる経理"を目指す人のためのブログ
https://keiridriven.mjs.co.jp/
そのなかで「戦略経理」から3つぐらいコラムを取り上げていただき、先日ライターの方が事務所に来てくれました。
このサイトは会社の経営者や経理の方に役に立つ情報が記載されています。決算/確定申告、税金、給与計算/年末調整、請求書/見積書、会計処理、消費税、マイナンバー、ストレスチェック、事業継続、FIN TECH、管理会計、経営計画、資金調達、業務効率、企業再生の15の分類で70以上の記事があり一冊の経営、経理に関する本のようでした。
そのなかの一つに「経理としてキャリアアップするための3つのスキル」として以下の記載がありました。
「すべての業務は、顧客の問題解決のためにあるといっても過言ではありません。経理の分野でも、AIに代替されない領域の代表は、問題解決のためのコンサルティングと言えます。社内の様々な数字を扱う経理担当については、日々の業務の中でふれる数字の中で問題を発見し、解決への糸口を見出すことを習慣づけていくところから始めましょう。
更にそこから一歩踏み込むと、顕在化している数字や事象の奥に本当の問題が潜在しているケースが多々あります。例えば、資金繰りに困っている社長の問題。それは、社内にキャッシュが足りないということではなく、社長がキャッシュフローを把握していないというのが真の問題だったりします。
そうした場合、解決策は資金調達ではなく、キャッシュフローを可視化することになります。上記のような場合に問われるのは、問題解決力以前の問題発見力です。これを身につけるためには、会社の数字を読み解くだけでなく、社内の様々な部門と直接コミュニケーションをとることが大切です。
経理は、各部門にお願いや通達することも多くあり、あらゆる部門とつながるハブのような存在です。意識的に悩みや困りごとをヒアリングするようにしましょう。」興味ある方は直接サイトをご覧ください。