キャッシュフロー|横浜市港北区鶴見区で税理士は 株式会社CFO 高橋和徳税理士事務所

キャッシュフロー|横浜市港北区鶴見区で税理士は高橋和徳税理士事務所

高橋和徳税理士事務所が毎月お送りするレポートです。

事務所通信

平成30年11月 Vol.77

■キャッシュフロー

あるお客様より本社に毎月キャッシュフロー計算書を出さないといけなくなったと相談を受けました。そこで今回はキャッシュフローの作り方講座です。

売上高2500
原価2000
売上総利益500
人件費200
経費100
償却費100
利息30
利益70


前期末当期末
現預金15070
在庫250300
売掛金200300
固定資産300200
買掛金200150
借入金200150
資本金500500
利益剰余金070


上が損益計算書、下が前期末と当期末の貸借対照表です。この3つからキャッシュフロー(C/F)は作成可能です。キャッシュフローには間接法と直接法があり、今回は間接法の紹介です。

■間接法でのCF
Ⅰ営業キャッシュフロー
当期利益70
減価償却費100
売上債権増減-100
在庫増減-50
仕入債務増減-50
営業CF-30
Ⅱ投資CF0
Ⅲ財務CF
借入増減-50
期首現金150
期末現金70


通常、利益が出ればお金が増えます。そこで損益計算書の利益からスタートして、お金の出ない費用(減価償却費)を加えます。売掛金や在庫が増えているとお金は減ります。また買掛金が減っているとお金は減ります。この合計が営業C/Fです。この例では利益が70あるのにお金は30減っています。次に借入金の増減も確認しましょう。借入金が50減っているので50お金が減りました。財務C/Fです。合計で80お金が減ったということです。

これらよりキャッシュフローをどのように改善すればよいかがわかります。利益を増やすこと、資産の回転率を上げる(つまり資産残高を減らす)、支払サイトを長くするなどです。色を塗ったところがC/Fに影響を与えている項目です。 次回は直接法のキャッシュフローです。

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