税理士を横浜市港北区でお探しの方は高橋和徳税理士事務所へ
ご挨拶
私どもは平成21年1月に横浜市で開業した税理士事務所です。「お客様への安心と満足の提供」をめざし、横浜を中心に税理士の仕事を通じ中小企業、個人事業主のお客様に少しでもお役にたちたいと思い日々活動しております。
どうすれば売上を伸ばすことができるのか、どうすれば利益を出すことができるのか、資金繰りの課題はどう改善するのかなどを経理という羅針盤を使い、お客様といっしょに考えてまいります。
税金や経理のことはわかりにくいですがこれらをお客様に理解していただくために丁寧な説明とコミュニケーションを重視しております。経理を経営にいかすことができ、お客様の会社によくなっていただくことが我々の喜びです。
業務・サービス内容
事務所通信
令和6年12月 Vol.150
■地面師たち
先月末に、ネットフリックスで話題の「地面師」のモデルとなった積水ハウスの詐欺被害の判決が出ました。55億円の詐欺被害に対し10億円の支払い命令です。単純に残りのお金はどこに行ったのだろうとすぐに計算してしまいます。
ドラマ「地面師」は、若い人を中心に今年の夏に爆発的な人気でした。事務所に来た若い方で3回も見ましたという人もいました。豊川悦司や綾野剛が出演で、かなり過激な内容でしたが、とても面白いストーリーでした。いろんな意味で勉強になりました。
地面師とは、土地の所有者になりすまして売却を持ち掛けて代金を騙し取る詐欺行為を行う人たちのことです。土地建物の売買では、買い手による売り手の本人確認が重要ということでした。
謄本や印鑑証明や免許証などを巧妙に偽造し、本人確認も別の人間がなりすましで行っていました。本人確認では生年月日、干支や買い物をするスーパーなどを確認して本人であることを確認しますが、だますほうも想定質問への回答を事前に準備しています。
土地建物の売買などは一生のうちでもあっても数回ぐらいだと思いますが、今回のことは覚えておこうと思います。
また余談ですが、不動産の営業やちらしは相変わらず多く、世界で余ったお金が日本に流れているのかなと想定します。
■いろんな犯罪と報道
毎日いろんな犯罪や詐欺のニュースがありますが、地面師の判決の同じ日に三菱UFJ銀行の行員が貸金庫から10億円窃盗した事件に対して、「ひろゆき」さんが、「報道で名前も顔も出てこない。銀行の管理職ともなると上級国民なのかな?」と記載されました。
「コンビニで500円分のコーヒーとパンを盗んだ人は実名と顔写真が出されるのに」との指摘です。確かにいろんな記事を見ても名前が出ていませんでした。私もひろゆきさんのコメントにまったく同感です。
お賽銭泥棒で何千円とったとか、餃子の無人店舗でお金を払わなかったなどの場合にはニュースで実名と顔写真が何度もでます。確かに犯罪とはいえ、おそらく本当に困っていた方もいると思います。少額の泥棒で顔写真や名前の報道は本当にやめてほしいと願います。
個人情報保護とうるさくいいながら、小さな犯罪でも大きく取り扱う風習はやめるべきです。デジタルタトゥーなので大変な問題だと思います。
巧妙な詐欺メールがますます増えてきています。また特殊詐欺の被害も減りません。犯罪に巻き込まれないように改めて注意したいと思います。皆様も年末でばたばたするなか気を付けていただき良い年をお迎えいただきたいです。来年もよろしくお願いいたします。