税理士を横浜市港北区でお探しの方は高橋和徳税理士事務所へ
ご挨拶
私どもは平成21年1月に横浜市で開業した税理士事務所です。「お客様への安心と満足の提供」をめざし、横浜を中心に税理士の仕事を通じ中小企業、個人事業主のお客様に少しでもお役にたちたいと思い日々活動しております。
どうすれば売上を伸ばすことができるのか、どうすれば利益を出すことができるのか、資金繰りの課題はどう改善するのかなどを経理という羅針盤を使い、お客様といっしょに考えてまいります。
税金や経理のことはわかりにくいですがこれらをお客様に理解していただくために丁寧な説明とコミュニケーションを重視しております。経理を経営にいかすことができ、お客様の会社によくなっていただくことが我々の喜びです。
業務・サービス内容
事務所通信
令和7年7月 Vol.157
■インターネットバンクと電子納税のすすめ(銀行の支店とATM減少への対応)
先日、ニュースで富士通がATMの生産と販売をやめると報道していました。私が最初に入った会社はATMを作っている会社でしたので時代の変化を感じました。
当時はオムロン、日立、富士通、沖電気の4社が競争していました。その後オムロンはその事業を日立に譲渡し、日立オムロンとなり4社が3社の競争になりました。
私は財務部門でしたが、ATMは銀行がお客様なのでいまでは考えられない数の銀行と会社は取引があり、営業協力の意味での定期預金などもありました。新入社員の最初の仕事は銀行に書類の持ち込みでした。1日10以上の銀行に書類を持ち込んでいました。なつかしく思い出しました。
今では都銀は赤・青・緑の3つぐらいですが、当時は都銀だけで10行以上ありました。銀行コードというのがあり、最初にこの銀行コードを覚えました。当時は第一勧業銀行が1番で今のみずほ銀行です。1番から10番くらいまですべて都銀でしたが、バブル崩壊を経て銀行が合併でどんどん数が少なくなりました。今では銀行コード10番までのなかに4つしか残っていません。
だいたい銀行は駅近くの一等地にありますが、複数の銀行が合併すると、それぞれの店舗を統合して一つの支店にします。それにより固定費が大幅に下がります。そして今度は支店の数もどんどん減らしてきています。例えば三菱UFJ銀行大倉山支店は名前だけが残り店舗は新横浜支店に吸収されました。支店はなくなりATMコーナーだけが残ります。そして今後はATMの数も減っていくことが予測されます。赤い銀行と緑の銀行が数年前からATM乗り入れをしていましたが、今後は青い銀行も参加するようです。
いろいろと不便になりますが、その反面インターネットバンクがかなり普及してきました。インターネットバンクは便利です。支店やATMコーナーが減って遠くなった銀行に行かなくとも、支払ができます。セキュリティの心配などあると思いますがワンタイムパスワードなども使いながらセキュリティ強化されています。まだインターネットバンクを利用されていない会社はぜひご検討ください。最近は月額利用料が低くなっているケースもあります。
また税務署も電子納税をしきりに推奨しています。紙の納付書をついに送付しなくなりました。納付書ぐらい送付してほしいと思いますが、一方では電子納税であれば会社にいながら納税ができるので慣れれば便利です。ペイジー(PAY EASY)というメニューによりネットバンクで納税可能です。
国税のETAXや地方税のeltaxを利用してダイレクト納付という方法もあります。今はこれらの使い方もyoutube で解説しています。ぜひインターネットバンクや電子納税にトライしていただければと思います。今後ますます銀行の支店の数は減っていくことでしょう。