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高橋和徳税理士事務所が毎月お送りするレポートです。
事務所通信
平成25年12月 Vol.18
☆損益計算書のポイント
<損益計算書>
売上高 | 1000 |
売上原価 | 400 |
売上総利益 | 600 |
販売費及び一般管理費 | 700 |
営業利益 | △100 |
今回は損益計算書のポイントを説明します。損益計算書は一定期間の成績表です。成績表から課題を見つけることが出来れば改善につながります。今回はそのような見方で損益計算書を見てみたいと思います。
この例では売上1,000で、売上原価400を引いて売上総利益が600です。そこから販売費及び一般管理費(経費)700を引くと営業利益がマイナス100となりました。
業種により売上総利益の率なども異なりますが、どの会社でも売上総利益が販売費及び一般管理費よりも大きくなければ黒字となりません。
上位3つで85%!!
<販売費及び一般管理費>
給料 | 400 |
地代家賃 | 100 |
水道光熱費 | 100 |
旅費 | *** |
○○費用 | *** |
経費を減らすにはまず明細を見て上位3つぐらいを合計してみます。その3つで経費の合計額の大部分をしめていることが多いです。この例では700のうち600をしめ85%です。経費削減を行なう場合もこれらの主要経費に注力します。効果が大きいからです。
よく給料や家賃は固定費なのでといわれますが、たとえば家賃も小さな場所に移るという選択もあります。売上が増えればいいのですが、どうやっても売上が増やせないのであれば経費を小さくするしかないのです。再度損益計算書を見ていただき課題を探し改善につなげましょう。