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高橋和徳税理士事務所が毎月お送りするレポートです。
事務所通信
平成26年7月 Vol.25
☆モチベーション
今回は少し趣向を変えて組織運営、人事管理などの話題です。企業の代表的な経営資源は「ヒト」「モノ」「カネ」ですが、そのうちの「ヒト」の話です。
人が働くのは仕事に対しての何らかのモチベーション(動機づけ)を持つからだといわれます。モチベーションが高ければ成果は大きいですが、反対にモチベーションが低いと成果は低くなります。
私の好きな言葉に有名な山本五十六語録があります。「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」わかっていてもなかなか出来ることではないですが、仕事をしてもらっていると感謝することが重要ではと常々思っています。
気がつけば世の中も外食産業や建設業などを中心に人手不足が言われています。せっかく仕事があっても人がいなければ仕事は出来ないのです。今一度モチベーションを意識したいものです。
☆2種類のマネジメントスタイル
マネジメントにも2種類あると思います。一つは上から「叱る」マネジメントです。短所を指摘し修正を求めるという方法ですが、実際には「怒る」になっているケースがよく見かけられます。
もう一つは「ほめる」マネジメントです。長所を伸ばすタイプです。私も独立までに20年ほど会社勤めがありいろんな上司がいました。どちらかというと「ほめる」タイプの人が多かったですが、なかには「叱るというよりも恫喝する」に近い人もいました。
「叱る上司」の言うことも聞きますが「ほめる」タイプの上司のときのほうが成果が出たのは明白です。人間は、ほめられるとその人のために働こうとするのです。つまりモチベーションがあがるのです。従業員への感謝を持てば「ほめる」タイプのマネジメントになるように思います。
☆リーダーシップ
また大きな組織を動かすにはリーダーシップが重要とされています。リーダーシップとはビジョンを提示できること、それをメンバーに伝えメンバーにモチベーションを与えることなどです。強いリーダーシップが強い企業を作ります。残念ながら私は不足していますが先天的な能力プラスさまざまな経験に基づくものでしょうか?