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平成27年2月 Vol.32

前回に続き利益とキャッシュフローの話です。

■試算表のポイント

★貸借対照表

前期末 当期末 増減
預金 500 350 -150
売掛金 0 400 400
商品 200 200
資産計 500 950 450
買掛金 300 300
資本金 500 500
剰余金 150 150
負債資本計 500 950 450

★損益計算書

売上高 1000
原価 400
売上総利益 600
経費 450
営業利益 150

先月とほぼ同じ設定です。商品200円と買掛金300円だけ追加しました。利益が150出ているのに預金は150減っています。これは売掛金400増加、商品200増加、買掛金300増加の影響です。まず初めに利益を見ます。150の増加です。次に売掛金が増えていればその分を引きます。商品も同様です。買掛金は反対に増えているとプラスします。その結果150の預金残となります。貸借対照表のほうも損益計算書と同様前期末と現時点の増減が重要です。

実はこの2つの表ともう一つ隠れている表がキャッシュフロー計算書(資金繰り)です。

★キャッシュフロー計算書

売上回収+600
仕入支払-300*
経費支払-450
差し引き-150
*仕入支払は400+200-300となります。

実際の試算表はもう少し科目は多いですが理屈は同じです。パズルのイメージです。ぜひ一度確認してみてください。このイメージがわかれば試算表を見ただけでキャッシュフローも予想できます。貸借対照表、損益計算書、キャッシュフローの3つが一体となっています。よく財務3表といいます。