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高橋和徳税理士事務所が毎月お送りするレポートです。
事務所通信
平成27年6月 Vol.36
■小さな会社の社長の勝ち方
今回は久しぶりに本の紹介です。本屋さんで上記の本をみつけましたので購入して読んでみました。明日香出版社で著者は井上達也さんという方です。税理士向けに何冊か本を書いている人で私も何冊か購入し読んでいました。
特に目新しいこともありませんが、共感できる部分もあるのでいくつか紹介したいと思います。
○ルーズな社長とは取引をしない
「社長として一番不向きな人は普通のことができない人です。社長どころかサラリーマンも務まらないとされています。」忙しかったら電話に出ない、約束の時間を守らないなど身に覚えはありませんか?やはりなにごともルーズなのはよくないようです。
○小さな会社の社長がすべき仕事
小さな会社の社長がすべき仕事はふたつあるとされています。一つ目はなんでもがむしゃらにやるということです。二つ目は今のお金を稼ぐ仕事と未来の準備が社長のすべきことです。
○みんなで起業の誘惑
「起業するときに知り合いや仲間に声をかけて一緒に起業しようとする人がいます。この時点でアウトです。」と書かれています。私も仲間と起業されて結果苦労された方を何人も見てきています。大塚家具が話題になりましたが、親子でも共同経営は難しいのに他人との共同経営はかなり難しいのが現実です。
○税金を払わないと倒産する確率が高まる
前回も記載しましたが会社のお金を増やすには利益を出さないといけませんが、税金がかかってきます。税金を払いたくないため余分な買い物をしたりして会社のお金を減らすと倒産確率が高まるということです。
○銀行選びは慎重に
「年商1億円以下の会社はメガバンクよりも他の銀行がベター」とされています。私も会社を新規に作られるかたには信用金庫を進めています。また「銀行の紹介は税理士に」とあります。ぜひ相談ください。